投資信託とETFの違いとは

投資信託とETF

投資信託(ファンド)とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめて、運用の専門家が株式や債券、コモディティなどに投資・運用する商品です。その投資成果を、投資家たちはそれぞれの投資額に応じて受け取ることができます。運用成果は時にはマイナスになることもあるので元本は保証されません。むしろ手数料があるので、最初から元本割れをしている状態でのスタートとなります。

ETFとは、Excahge Trading Fundsの略で、日本語では「上場投資信託」です。ETFも投資信託の一種で、大きな違いは上場しているか否かです。

投資信託とETFの比較

ETFは投資信託の一種とはいうもののいくらか違う点もあるので比較します。

最初にまとめておくとETFは株と近い取引形態で、手数料は投資信託と比べて割安です。しかし、信託会社に丸投げはできないので、それなりの手間はかかります。ある程度アクティブに投資したい方にとってはETFのほうが適していると私は思います。

ETF投資信託
取引可能な時間取引所の取引時間中申込期間中の9時から15時
取引価格リアルタイムに変動する市場価格販売会社を通じ気重化学をもとに購入化学を算出
買い方証券会社を通じ、市場で指値 or 成行注文ファンドごとに異なる
取得時の費用株と同じく証券会社により設定された売買委託手数料ファンドによってこ異なる
信託報酬投資信託と比べて低い一般的なETFより高い
売却・解約時の費用株と同じく 証券会社により設定された売買委託手数料 信託財産留保額や換金手数料がかかる場合がある

ETFについて

投資信託は手数料割高なため、最初から元本割れがETFと比べて大きいことから私は投資信託よりETFを好みます。

ETFを好む理由は他にもあり、例えば米国食品株を買いたい場合、VDCを買えば手数料を抑えて、比較的簡単に食品セクターの複数株に分散投資をしているという状態を得ることができます。また手数料をもっと抑えたいのであれば、自分でETFの構成銘柄を参考にして投資をすれば取引手数料のみで分散投資が可能です。

また金など現物を持ちたくない場合にもGLD等の金のETFを買えば現物の管理手数料等をおさえることができます。

まとめ
以上簡単に投資信託とETFを比較しましたが、正直これは投資スタンスの問題だと思います。丸投げしたいのであれば投資信託、自分である程度運用できるのならば手数料の低いETFがいいのではないでしょうか?
ただ株の取引はゼロサムゲームですから、プロに任せて運用しても、自分で勉強してから運用しても手数料を払ってまでプロにお任せするのがいいかどうか考えたほうがいいと思います。
私は欲しい金融商品がETFで買えるのであればETFを買います。

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